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春猿、河合雪之丞として劇団新派入団へ

2016年10月28日 10:08
春猿、河合雪之丞として劇団新派入団へ

 歌舞伎俳優の市川春猿(45)が27日、都内で劇団新派の入団会見を開いた。

 来年1月2日に開幕する初春公演「華岡青洲の妻」(東京・三越劇場)をもって劇団新派に入団し、河合雪之丞に改名する。
 春猿は「入学式の前日の小学一年生のような気持ちでいます」と緊張をのぞかせ、「私が新派に入団することで、何か微力ながら新派というものが、もっともっとより多くの方の目に触れていただける一端になれればという気持ちです」と意気込みを明かした。

 師匠の歌舞伎俳優・市川猿翁(76)からは、「あなたは新派の女形に向いている」と言われていたという。
 この日は、猿翁からの手紙が読み上げられ、「この“雪之丞”という名前は、かつて私が名乗ろうと一度は心に決めた大切な名前です。これからも私の弟子として、常に全力で取り組んでほしいという思いを込めて“雪之丞”の名前を彼にすすめました」と、名付けの由来が明かされた。

 春猿が入団を決意したのは昨年の暮れで、猿翁にはその意思を今年1月に伝えた。
 春猿は「わたくしがその意思を師匠に伝えましたときに、師匠は大賛成だとしっかりと言ってくださって、本当にうれしかったです。そのときの師匠の大賛成という言葉が、すごくうれしかったのを覚えております」と目をうるませた。