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“スラダン”宮城リョータ役・仲村宗悟 「え?声優なのに?」 収録初日に井上雄彦監督から言われた言葉

2024年3月6日 22:10
“スラダン”宮城リョータ役・仲村宗悟 「え?声優なのに?」 収録初日に井上雄彦監督から言われた言葉
仲村宗悟さん
映画『THE FIRST SLAM DUNK』で宮城リョータの声を担当した、声優の仲村宗悟さん(35)が5日、優れたデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する『デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’23/第29回AMDアワード』の授賞式に出席しました。

高校バスケが題材の人気漫画を映画化した『THE FIRST SLAM DUNK』。興行収入は157億円を超えました(配給会社発表)。また、日本だけでなく、韓国や中国でもヒットを記録しました。

今回、この作品は『優秀賞』と『AMD理事長賞』を受賞。仲村さんは、「僕は、『宮城リョータ』を演じる初収録の日に井上雄彦監督からこう言われたんです。“今日は演技をしないでください”って。“え? 声優なのに?”とびっくりしました。その後に“オーディションの際に、仲村さんのそのまましゃべっている声を聞いて、そのまま宮城リョータだと思った。そのままやっていただければ作品がよくなります”と言われたんです。その瞬間、いろいろ考えていたものがボロボロと落ちて、本当にいい収録に臨めました」と当時を振り返りました。

続けて、「ほかの役者陣もきっとそうだったのではないかと思います。いまこの場に代表して立たせてもらっていますが、役者陣、そしてスタッフ陣共に、みんなで立っているような気持ちです。本日は誠にありがとうございました」と感謝を伝えました。