【一問一答】日本帰国も「お辞儀がつらい」
ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIが20日、都内で行った会見の主な一問一答は以下の通り。
——7月のライブ開催を医師は何と?
「アメリカではあまり“安静”という言葉がなくて、動いていた方がいいと。そっちの方が(早く)治ると。(7月の)コンサートも、ピアノであればということを前提に(開催を)医者に勧められました」
——ライブには医師が同行するそうで
「いろいろと不自由なので。物が持てないとか手が上にあげられないとか、いろいろなことがありますので。なんとかコンサートが乗り越えられるように」
——生活していてつらいことはある?
「日本に先ほど着いたんですけど、お辞儀がつらいです。アメリカではお辞儀をしないじゃないですか。あと、物が持てないですね。と言っても普段からあまり持たないですけど。あとは、触るものすべて電流が流れる感覚がする。首に異物が入っているというか、芯の方から痛む。お医者さんにはそれが普通だと言われたんですけど…」
——なぜそこまで無茶をしてしまう?
「やはり人を感動させるため、何かを成し遂げるためには自分の限界を超えなきゃいけないのではないかと。体のことなんか二の次になってしまう。(首が痛くて)仰向けになれないで、涙流しているときとか、『なんでこんな人生になっちゃったんだろう』と考えますけど、後悔はないというか。もうドラムをたたかないというチョイスも考えたんですけど、ドラムをたたいてピアノを弾いてって言うのが一番しっくりくるかなと」