乃木坂・生駒、何かに打ち込める幸せ実感
舞台「モマの火星探検記」が8日、東京・天王洲銀河劇場で開幕。キャストが本番前に最終リハーサルを行い、報道陣の取材にも対応した。
宇宙飛行士の毛利衛氏(69)が書いた同名のサイエンス・ファンタジー小説を舞台化したもので、俳優の矢崎広(30)、乃木坂46の生駒里奈(21)が演じる親子が、遠く離れた宇宙空間と地球の間で時空を超えて交差する物語。
「幸せを(観客に)あげることができる作品を作っている」という気持ちでけいこに取り組んできたという生駒は、「こう見えても私も21歳なので、何かに打ち込んで喜怒哀楽を感じることが最近、めっきり少なくなった。何かに打ち込めることはステキなこと。その気持ちを皆さんに持って帰ってもらえるとうれしく思います」と仕上がりに自信を示した。
原作を読んで宇宙のことを勉強したそうで、もし自分が宇宙に行けるのなら「人類の目標の火星に行ってみたい」と生駒。「それほど魅力的な星。夜空に輝いているのをよく見ます」と話した。
矢崎は「宇宙飛行士の世界観をテーマにした作品ですが、身近に感じることがたくさんある。お父さんと子どもにもぜひ見てほしい」と呼びかけた。
13日まで同所で。8月19、20日は大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。