YOSHIKI「可能性は無限大」 HYDE、SUGIZO、MIYAVIらと新バンド結成
イベント冒頭でYOSHIKIさんは、「YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIで、“ラストの覚悟で世界に向かう”という意味を込めて『THE LAST ROCKSTARS』というバンドを結成しました」と宣言。日本を代表するロックミュージシャンが豪華に集結したことにかけて、「“アベンジャーズ”みたいな感じだと思っていただければ」と笑顔を見せました。
さらに、MIYAVIさんは、「僕自身一人でずっとやってきて、一緒に活動する仲間も欲しかったし、頼もしいお兄ちゃんたちと一緒に活動できることが楽しみです」と喜びを明かすと、SUGIZOさんは「このメンバーなので一瞬たりとも気が抜けません。最後の人生をかけてロックしていきたい」と意気込みを語りました。
■結成のきっかけは“HYDEのラブコール”
4人はLINEグループもあるほど、友達として会う機会が多いそうで、バンド結成の経緯についてYOSHIKIさんは、「今度バンドやろうねと何度か話し合っていました」と、以前から計画していたことを明かしました。
そして、具体的に話が進んだきっかけは、HYDEさんだったそうで、「YOSHIKIさんはロックな人生を送ってらっしゃるんですけど、ロックスター・YOSHIKIさんのドラムをたたいているシーンが見れないのは、あまりにももったいないなと思って、『X JAPAN』が動かないのであれば、僕に時間をくださいと申し入れました」と結成理由を明かしました。
■“ベースがいない状態で成り立つ音楽”
YOSHIKIさんはドラムを担当し、HYDEさんはボーカルを担当、SUGIZOさんとMIYAVIさんはギターを担当というバンド構成だという『THE LAST ROCKSTARS』。“どんなテイストを出していくのか?”という質問に対してSUGIZOさんは、「ご承知の通りベーシストがいない。そうなるとベースがいない状態で成り立つ音楽になりますね。それがひとつ“キー”かもしれないです」と意味深なコメント。続けて、「僕とMIYAVIがギターで、HYDEがベース&ボーカルも新しいけどね」と話すと、すぐさまHYDEさんは、「ないね(笑)」と苦笑い。MIYAVIさんも「ベース募集する?」と冗談を交えながら語りました。
また、YOSHIKIさんは、「僕らはピアノも弾くしドラムも叩くし柔軟性が高いです。ヘビーな音楽もあれば、柔らかい音楽もできます。スタジオで新たなアイデアはいつだって生まれるわけですから、可能性は無限大なわけです」と、今後のバンド活動への自信をのぞかせました。
豪華メンバーとなった『THE LAST ROCKSTARS』は、2023年1月から東京公演を皮切りに、ニューヨークやロサンゼルスでデビュー公演を行うことも合わせて発表しています。