龍真咲「気が付いたらなっちゃう」男役の癖
宝塚歌劇団の元月組男役トップスターで歌手の龍真咲が27日、東京・渋谷の「Bunkamura オーチャードホール」でソロコンサートを行った。
本番前に報道陣の取材に対応。
退団してから初のステージを「再出発」と位置づけた龍は「経験は大事にして、一度、名前の肩書というのをそこに置き去りにしてスタートしたいと思います」と気を引き締めた。
この日は男役だった宝塚時代とは違い、あでやかなドレス姿で、「宝塚時代っていうのはそこにどっぷり浸かっているし、自分は男役であり、男でいなきゃいけないので…」と徹底して“男”だった過去を回想。
そのため男役時代の“癖”が今も抜けないようで、「歩き方とか、肩の入れ方とかが、気がついたら(男っぽく)なっちゃう」と苦笑しながら明かした。
ステージでは、ファーストアルバム「L.O.T.C 2017」収録のオリジナル曲「LANDING on the CITY」「ヒーロー」のほか、「宇宙戦艦ヤマト」「キューティーハニー」などアニメソングのカバーを含めて全22曲を歌唱。
オリジナル曲を持つのが念願だったそうで、「子どものころからほしくて、焦がれていた自分の曲をいただけたということが、今は一番の喜びです」と話した。