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染之助さんに「教わるものだらけ」松村邦洋

2017年12月11日 16:00
染之助さんに「教わるものだらけ」松村邦洋

 東京・中野区の東光寺で営まれた曲芸師の海老一染之助さんの葬儀・告別式に参列したタレントの松村邦洋(50)が11日、同所で故人との思い出を語った。

 出会いは、芸能界デビュー直後だったという。
 「若いころ、爆笑問題さんらと学校寄席や(中学・高校の)3年生を送る会に行くんですが、よく群馬や栃木に(向かう東武鉄道の特急)りょうもう号に師匠と一緒に乗っていたのが思い出深いですね。にぎやかな電車だったな」と、しみじみ。「あの通り気さくな方で、新人の僕らをかわいがっていただきました、物腰も低くて」と人柄を伝えた。

 「ただ芸になると、舞台に乗った瞬間から、目の色を変えてやられていた」と、中学生や高校生の前でも一切手を抜かなかった姿勢を回想。「最高の芸をされていて、非常に教わるものだらけだったと思います。感謝しております」と言葉をつないだ。

 プロ野球のヤクルト、阪神、楽天などで監督を務めた野村克也氏(81)の妻でタレントの野村沙知代さんも、8日に急死した。付き合いが深かっただけに、松村もショックだという。
 「沙知代さんにはかわいがっていただきました。阪神の野村監督時代は、『松村くんがいいんじゃない』って言ってもらえて、沙知代さんのバーターのように(テレビやラジオに)出していただいたことがありましたね」と感謝を伝えた。