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氷川きよし、来年も「枠から飛び出したい」

2017年12月14日 20:31
氷川きよし、来年も「枠から飛び出したい」

 演歌歌手の氷川きよし(40)が13、14日の両日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで「氷川きよしスペシャルコンサート2017〜きよしこの夜Vol.17〜」を開催。2日間4公演で2万人を動員した。

 40代に突入した今年は「あっという間でした」というフルスロットルの活躍で、全国50か所でのコンサートツアーや東京・明治座で1か月の座長公演を行ったほか、アニメ主題歌にも初挑戦。
 つい先日は、今回で最後となる「第50回日本有線大賞」を受賞し、「うぬぼれずに、スタートラインに立った気持ちで、この体と心を使って生涯を歌にささげていきたい」と表情を引き締めた。

 ディナーショーが残っているが、コンサートは今年最後となる。「(きよしこの夜は)17回やっていますが、常に新人の気持ち。前の日は緊張して眠れませんでした」と明かし、「これからもいろんなことをやりたいです。枠から飛び出したいので、はかまをはいて演歌を歌うという大切なことはちゃんとしながら、違うものへ飛び出していきたい」と、来年以降も“ニュー氷川”でファンを楽しませる意気込みを示した。

 今年を漢字一文字で表すと「一」。以前の取材時には「心」と答えていたが、「きょうは『一』です。毎日変わるので」と説明し、「初心を忘れずに、もっと精力的に動いて、テレビやラジオにも出て、氷川きよしがここにいる、ということを伝えるために活動しないといけない」と、さらなる高みを目指すことを誓った。