小澤征爾さん、大動脈弁狭窄症の治療で入院
世界的指揮者の小澤征爾さん(82)が入院することが8日、分かった。
小澤征爾音楽塾の事務局によると、2日に「大動脈弁狭窄症」と診断され、1か月ほど入院するという。
そのため、「子どものためのオペラ」(13日)への出演を取りやめるほか、指揮をする予定だった「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVI」(16、18、21、25日)を降板。同プロジェクトの歌劇「子どもと魔法」はデリック・イノウエさんが指揮をする。
小澤さんは「私自身も、とても残念な気持ちでおりますが、また皆様の前で指揮をするためにも、今は治療に専念し、体力の回復に励みたいと思っております」とコメントを寄せた。