4年ぶり制限なしの東京ゲームショウ 家具にマンションなど異業種も出展
今年は幕張メッセ全館を利用して開催され、コスプレエリアやステージプログラムなどが復活するなど、4年ぶりに制限なしで大規模に展開。44の国と地域から、過去最多となる787の企業や団体が出展しました。
来場者は、最新のゲームソフトやデバイスを体験したり、各ブースで行われたイベントを楽しんだりと、思い思いにイベントを満喫していました。
■ゲームだけではない『東京ゲームショウ2023』
出展していたのはゲーム機器やゲームソフトの企業だけではありませんでした。
会場の一角に設けられたのは、“ゲーミングライフスタイルコーナー”と名付けられたスペースです。このコーナーでは、部屋の中に設置できる防音室やインターネットの回線速度、防音性能を特徴としたマンション、さらには家具メーカーがブースを出展していました。
2022年の東京ゲームショウに続いて、今回2回目の出展となった家具メーカーのニトリは、“ゲーミングルーム”と題した展示を展開。元プロゲーマーとコラボしたゲーミングチェアをはじめ、デスクから収納まで部屋全体のコーディネートを紹介。
担当者は、「ニトリがゲームに関する商品も扱っていることを知ってもらうことが目的です」と東京ゲームショウへ出展した理由について回答。また、「ゲーミングチェアやデスクなど家具単体ではなく、部屋全体のコーディネートを提案できることが強みです」と家具メーカーならではの強みを明かしました。
東京ゲームショウでは他にも、インターネット上の仮想空間であるメタバースを体験できるブースや学校法人、地方自治体など様々なブースが出展されていました。