ゲーム会社に就職 フリーアナ・内田敦子が転職決めたワケ明かす 理想は「桝太一さんの働き方」
内田さんは1986年12月5日生まれ。2012年に東日本放送を退社した後、フリーアナウンサーとして活動をスタートし、『Oha!4 NEWS LIVE』のキャスターを約10年間務めるなど活躍しました。大のゲーム好きで、YouTubeの公式チャンネル『うちだのおうち/内田敦子』ではゲーム実況などの動画を配信。登録者数は9万人を超えています。
内田さんはSNSで「7/1付でゲーム会社SEGAに入社いたしました。フリーランスから会社員への転職となります」と報告。「現在担当しているメディア活動やYouTubeでの配信活動に関しては会社と合意の下、継続させて頂けることとなりました。メディアのお仕事では"業務提携"というかたちで、引き続きセントフォースにお世話になります」と発表しました。
■内田敦子さんを取材「なぜ、ゲーム会社に転職?」
異色の転身を遂げ、今後はSEGAの正社員として週5日働いていくという内田さん。『日テレNEWS』の質問に書面で回答してくれました。
――なぜ、ゲーム会社に転職しようと思ったのでしょうか?
今後のキャリアを考えて、3年前くらいから本格的に転職について考え始め、1年ほど前から転職活動を始めていました。(実はOha!4卒業を番組に伝えた頃からなので、Oha!4出演をしながら書類を作成したりしていました)。
元々、人を楽しませたり喜ばせたり感動させたりすることが好きだったので、エンターテインメント業界の中から自分に合う会社を探していきました。ゲーム会社だけに絞っていたわけではありませんが、中途採用試験を受けた結果、会社が今必要としている人材と私の希望とが最もマッチしたのがSEGAだったという感じです。
――出社1日目はどんな気持ちでしたか?(どんなことをやりましたか?)
初出社日は、人事部のオリエンテーションに参加し、同じ部署の方々とランチを食べて、あとは社用PCの設定などをしていました。
あと、同じ部署の先輩が私と同じく『ハイキュー!!』が大好きだということがわかり意気投合し、30分以上ずっとハイキューの話をしていました!笑 稲荷崎高校の応援歌を一緒に口ずさんだりしました。
どきどきしながら出社しましたが、会社の皆さんがとても親切にしてくださったおかげですぐに打ち解けられました。
■キャスター業との両立について「桝太一さんの働き方が私の理想形」
――これまでキャスターとして活躍してきて、いかせそうなことはどんなことだと考えますか?
キャスター業では常に視聴者のことを考えて番組作りに携わってきました。それがゲーム業界に変わっても、ユーザー目線で施策を考えるという点では考え方は同じだと思いますし、『龍スタTV』(ゲームソフト『龍が如く』開発陣による番組)などをはじめとした配信番組もあるので、これまでの経験は大いに活きるのではないかと考えています。
あとは、個人のYouTubeで数字を分析して配信内容を考えてきた経験などを面接で評価していただいたこともあり、実際にチャンネル運営をしていた経験は今後の仕事に役立てていけるのではないかと思っています。
――今後は会社員とキャスターを両立していくのでしょうか?
アナウンサーの先輩でもある元・日本テレビの桝太一さんの働き方が私の理想形でした。(大学助教として働きながらこれまでの番組も継続していくというスタイル)
あくまで私の本業は会社員ですが、これまで引き受けさせて頂いてきたお仕事も、これから頂くものも、すべて全力で全うしたいと思っています。
ただ両立するだけではなく、社外のお仕事も会社にとってプラスになり、SEGA社員であることが社外のお仕事にもプラスになるような働き方が理想です。