内田敦子 『ウマ娘』にハマった1年
フリーアナウンサーの内田敦子さん(35)に、2021年はどんな年だったのかインタビュー。内田さんは平日朝4時30分から放送されているニュース番組『Oha!4 NEWS LIVE』カルチャーコーナーを担当。また動画投稿サイトで趣味のゲームに関する個人チャンネルを持ち、“ゲーム実況”動画などを配信。登録者数は6万人を超えています。2021年、最も“感慨深かった”というゲームの仕事などについてお聞きしました。
■小さい頃から大ファン“ドラクエ”の特番に出演 “好き”な気持ちで夢かなう
——2021年の“ゲームの仕事”を振り返ると
ありがたいことに、すごく増えました。自分からいくら言葉で、たとえばSNSとかで「私はこのゲームが好きなんです!」と言っても、一瞬でその言葉は流れていってしまう。最初、半分趣味で始めた“ゲーム実況”が思いのほか関係者の方々にすごく見てもらえていて。それをやっていることで「この人本当に好きでやっているんだ」と思ってくれた方が多かったのかなと思います。私としては“自分が楽しむこと”を第一に(配信を)やっていたので、その結果がお仕事にもつながったのは本当に幸せなことでした。
——特に印象に残っているお仕事は?
小さい頃からずっと「好きです」って言い続けているのが『ドラゴンクエスト』シリーズで、今年『ドラゴンクエスト』の35周年記念特番という生放送に出させていただいたことです。1コーナーの、ニュースのトピックをお伝えすることをやらせてもらって。節目の大きなところに自分が参加できたっていうのは作品ファンとしては本当に感慨深いものがありました。台本をもらうと色々書いてあるわけじゃないですか。これを絶対に当日まで黙っていなきゃいけない!っていう気持ちもプレッシャーでした(笑) 本当に「好き」っていう気持ちが夢をかなえてくれた1年でした。
■『ウマ娘』は生活の一部「寝落ちする」
2021年に内田さんが最もハマったのは、実在する競走馬をキャラクター化した育成ゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』。新語・流行語大賞でもノミネートされた『ウマ娘』という言葉。このゲームについて、熱く語っていただきました。
最初軽い気持ちで始めたんです。私は元々競馬が好きだったり競馬のお仕事をしていたりしたので、「キャラクターもかわいいしちょっとやってみよう」という軽い気持ちでやったらどんどんのめり込んでしまって。
——『ウマ娘 プリティーダービー』の魅力は?
まず第一にキャラクターがすごくかわいい。それぞれものすごく個性的で、かぶっているところが全然なく、人間味あふれるキャラクターなので親近感を持ってしまうところ。あと史実のサラブレッドをもとにしたキャラクターたちなんですが、そのストーリーを進めていくとめちゃくちゃ競馬に詳しい人がシナリオを書いたんだろうなっていうぐらい、小ネタがめちゃくちゃ挟まっていて。私もストーリーをやる前にインターネットで調べてメモをまとめたりしているんですけど、それでも拾い切れていないネタがたくさんある。本当の競馬ファンとかサラブレッドが好きだった人たちの期待も裏切らない、作り込まれたシナリオが魅力だと思います。
——どれくらいプレイしましたか?
わからないです!本当に毎日やっているので。だいだい朝『Oha!4』が終わって帰って1回やって、夜寝る前も最低1回は寝っ転がりながらやるかな…。(ウマ娘を)育てていると“ルーティンワーク”になっているんですごく眠くなってくるんです。それで寝落ちする、みたいなことはめちゃくちゃあります。
■ゲーム番組で共演 初対面で「コラボしましょう!」 2022年 実現目指す
——ゲームを通して交友関係は広がりましたか?
『eGG』(eスポーツ応援番組)に11月に出演させてもらったとき『ZIP!』のお天気キャスター・貴島明日香さんと共演しました。そのときが初対面だったんですけど、「今度ぜひ(ゲーム動画の配信で)コラボしましょう!」と言ってくださって「ぜひぜひ!」と。
——2人でやってみたいゲームはありますか?
明日香ちゃんがFPSゲーム(ファーストパーソン・シューティング。主人公の視点で進むシューティングゲーム)が上手なのでそれを教えてもらいたいなと思ったんですけど、誰でもできる『マリオ』系もいいかなと思います。でもお忙しそうなのでこっちから声をかけるの、気が引けちゃうんですよね…。でもこういう遠慮が今までよくなかったので、頑張って声をかけてみたいと思います。