ロックバンド・La’cryma Christi（ラクリマ・クリスティー）の元ギター・KOJIさんが、15日に食道がんのため亡くなっていたことが22日、公式ツイッターで発表されました。49歳でした。

KOJIさんは、La’cryma Christiのギタリストとして1997年にメジャーデビュー。ビジュアル系のロックバンドとして人気を博しました。

2018年にはクリエーティブユニット・ALICE IN MENSWEARを結成しました。2020年には食道がんであることを公表し、同年9月にはツイッターで手術したことを報告。2022年2月25日には公式YouTubeで、当時の病状などについて語った動画を公開していました。

この訃報を受け、所属するALICE IN MENSWEARのボーカル・michi.さんが公式ホームページで現在の心境を明かしています。

「私は最期の瞬間を看取ることは叶いませんでしたが、ご親族にあたたかく見守られながら、眠るよう安らかに旅立ったそうです。葬儀は本人とご遺族のご意向により、家族葬にてしめやかに執り行われました」とすでに葬儀が執り行われたことを報告。

続けて、「KOJIは病気の告知を受けてからも、決してギタリストとしての誇りを失わず、強く美しく闘い抜く姿を、毎日私に示してくれていました。そして、常にファンや応援してくださる皆さんを大切に思う姿勢は、私を音楽人としてだけでなく、ひとりの人間としても導いてくれました。今は闘いから解放されKOJIは旅立ちましたが、その気高い精神は、これからもずっと皆さんと私の中に在り続け、これからもずっと変わらず導き続けてくれると確信しています。KOJIとの青春であり、そして二人のライフワークであるこのALICE IN MENSWEARという屋号を、力の限り継続して守って行く所存です」と胸の内を明かしました。

「これまでKOJIをあたたかく支えてくださいまして、ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。どうか皆さん、いつまでもKOJIを忘れないでいてくださいね」とつづっています。