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矢部太郎、“漫画の神様”の賞に「光栄」

2018年6月7日 19:57
矢部太郎、“漫画の神様”の賞に「光栄」

漫画家デビュー作「大家さんと僕」(新潮社)で「第22回手塚治虫文化賞」の短編賞を受賞したお笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎(40)が7日、都内で開催された贈呈式に出席した。

アパートの1階に住む高齢の「大家さん」と2階を間借りしている芸人の「僕」が織りなす日々の交流を描いたエッセー漫画。
式典前に矢部のほか、漫画に登場する「ガサツな先輩」のモデルである板尾創路(54)、ほんこん(54)、石田靖(52)、木下ほうか(54)が取材に応じた。

矢部は「漫画の神様の賞を受賞させていただきまして、大変光栄です」と恐縮しきり。
発表の1か月ほど前に編集者から受賞の連絡を受けたそうで、「『こんなにうれしい気持ちになることがあるんだ〜』ってくらい、うれしい気持ちになりました」と振り返り、喜びをかみしめた。

作品は早くも30万部を突破しており、今後は漫画家の活動にシフトしていくのかどうか確認されると、「いえいえ、僕はいつまでも矢部のままなので…」と否定。今後の目標についても「細く、長くやっていきたい」とだけ話した。
盛り上がりの欠ける受け答えを心配した板尾と石田が何やら耳打ちすると、矢部は「結婚したいです」とポツリ。板尾に「『誰か紹介してください』って言え」と背中を押されても、矢部は「誰かいい方がいたら紹介してください。大家さんと面談して」と弱々しく呼びかけ、笑いを誘った。