カルチャー妻夫木聡、最優秀主演男優賞を獲得 「山田洋次監督の言葉を頼りに演じた」 日本アカデミー賞2023年3月10日 22:13日本映画界最高の栄誉とされる『第46回日本アカデミー賞』の授賞式が10日におこなわれ、俳優の妻夫木聡さん(42)が映画『ある男』の演技が高く評価され、最優秀主演男優賞に輝きました。映画『ある男』は、芥川作家・平野啓一郎さんのベストセラー小説を実写化した作品。弁護士のもとに亡くなった夫の身元調査をしてほしいという依頼を受けたことから始まり、名前も過去も不明の全くの別人であると判明した“ある男”の謎に迫るヒューマンストーリー。妻夫木さんは、弁護士の城戸を演じています。受賞後のスピーチで妻夫木さんは「ふと山田洋次監督に言われた『妻夫木くん、“ある”っていうことが大事なんだよ』って言われた言葉がすごく頭に残っていて、思い返して。その言葉を頼りに役を演じさせていただきました。とにかく僕は日本映画が大好きです。これからも日本映画を盛り上げていけるように、みなさんと一緒に仕事ができたらうれしいです」と、山田洋次監督の言葉を引用しながら、受賞の喜びを明かしました。関連ニュース窪田正孝、最優秀助演男優賞を獲得 「役者という仕事ができて本当に感謝」 日本アカデミー賞妻夫木聡、バレンタインデーに手紙のススメ 「気持ちが宿る」日本アカデミー賞 優秀賞が決定 妻夫木聡主演『ある男』が最多12部門13賞妻夫木聡「夢のような体験でした」 憧れの映画スターとの食事を明かす