アイドルグループ「Ａ．Ｂ．Ｃ−Ｚ」の橋本良亮（２４）と河合郁人（３０）が１０日、音楽劇「コインロッカー・ベイビーズ」（１１日〜）の公開舞台げいこをＴＢＳ赤坂ＡＣＴシアターで行った。

作家・村上龍さんの同名小説が原作で、コインロッカーに捨てられたハシとキクの物語。
２０１６年の初演ではナイーブな性格のハシを橋本が、破壊的な性格のキクを河合が演じたが、今回は公演期間を分けて主人公のハシ役とキク役を入れ替え、それぞれが二役を演じるという。

初演当時から２人は相手の役にも挑戦したいと思っていたそうで、河合は「やるのは大変ですけど、楽しいです。やりがいがある」と、きりり。
橋本も「キクもやりたかったので、楽しいです」と明かし、「初演をこえる自信があります。期待して見てください」と呼びかけた。

今回から、キクを愛する少女・アネモネ役で女優の山下リオ（２５）が初参加。
キクとのキスシーンもあるが、河合と橋本が演じるキクには違いがあるようで「女の子の扱い方が真逆」と山下。「具体的に何が違うの？」と取材陣に突っ込まれると、「それは劇場でごらんください」と笑いながら煙に巻いた。