演出家・宮本亞門「一番いい役者さんは苦労している人たち」 ひきこもり経験者との朗読劇で得た俳優論
“いい俳優”について語る宮本亞門さん
演出家の宮本亞門さん(67)が22日、ひきこもりへの誤解や偏見の解消を目指すイベントに登場。ひきこもり経験者との朗読劇を通して感じた、役者についての考え方を明かしました。
厚生労働省が主催する『ひきこもり VOICE STATION フェス』に登場した宮本さん。今回、ひきこもり経験者として、同時開催の展覧会『"HIKIKOMORI”ANYONE? 他人事じゃないかも展』のアンバサダーに就任。パーソナリティーをつとめるタレントの高橋みなみさん(33)とトークショーに参加しました。
厚生労働省が主催する『ひきこもり VOICE STATION フェス』に登場した宮本さん。今回、ひきこもり経験者として、同時開催の展覧会『"HIKIKOMORI”ANYONE? 他人事じゃないかも展』のアンバサダーに就任。パーソナリティーをつとめるタレントの高橋みなみさん(33)とトークショーに参加しました。
展覧会のために、ひきこもり経験者や家族と一緒に朗読劇を作り上げた宮本さん。演技や俳優について、改めて考えたことがあったそうで「一番いい役者さんは苦労している人たち。“生きるって何だろう”“このつらさって何だろう”“こんなに孤独って何だろう”って感じている人たちが、いい演技をして。やっぱりそれだけ色々考えてきた人たちだから、演技をしたときも(軽く)ペラペラペラと言える言葉じゃないとわかる」と、持論を語りました。
最終更新日:2025年2月22日 23:05