声優の山寺宏一さん（62）が24日、俳優の松たか子さん（46）と共に『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』開幕直前イベントに登場。ディズニーアニメーションでお気に入りのセリフをキャラクターになりきって披露しました。

これまでディズニーアニメーションで、ドナルドダックや『アラジン』のジーニー、スティッチなど多くのキャラクターを演じてきた山寺さん。イベントで、ミッキーマウスとミニーマウスがサプライズ登場し、大きな歓声があがると「やっぱりミッキーとミニーは大スターですね。まあ、ドナルドとしては嫉妬もあるんですけど」とコメントし、会場を笑わせました。

ディズニーアニメーションに吹き替え声優として臨む心境について、山寺さんは「まずやらせていただくことがとても光栄です」と感謝しつつ、「その半面、すごいプレッシャー。声優のやることって、本当にたくさんある作業の中でごく一部で、それで作品のクオリティーを上げるのはすごく難しいですけど、ダメにするのは簡単だと思うので、ものすごく心して挑む」と、思いを語りました。

また、印象に残っているセリフを聞かれると、山寺さんが演じたジーニーの言葉「どんな魔法もどんな宝物も自由にはかなわない」をキャラクターになりきって披露。「何ものにも支配されたり抑圧されるべきじゃないと思いますし、自分の意思で色々なものを決めていくべきだと思います。いろいろなことを規制して、もっと自由に発想していいのに凝り固まってしまう自分がいるが、“いいじゃん、自由なんだよ”っていうのを（この言葉で）思い出す。ジーニーがいつもそばにいる感じがしているので、このセリフを選びました」と、理由を明かしました。