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宮城出身のサンド・伊達「常に警戒しておくべき」 大地震への備えを呼びかけ 東日本大震災から13年

2024年3月11日 22:11
宮城県仙台市出身のお笑いコンビ、サンドウィッチマン伊達みきおさん(49)が11日、自身のブログを更新。東日本大震災から13年、現在の心境と被災地の現状について明かしました。

伊達さんは「13年ですね。」と題してブログを更新し、「今年も、この日に宮城県気仙沼市に来る事が出来ました。震災当日も気仙沼にいたわけだから、この日は14年連続気仙沼にいるって事か」と気仙沼市を訪れたことを報告しました。

2011年3月11日に発生した東日本大震災。当時、伊達さんはテレビ番組のロケのために訪れた宮城・気仙沼市で被災。それ以来、毎年気仙沼市を訪問してきました。

伊達さんは当時について「震度6強の地震、そして大津波。14時46分…海の目の前で地震。番組スタッフの的確な判断により高台へ避難。それまで我々がいた場所には、6メートルを超える大津波が襲いました。こうして、13年前の事を書いてると色々と思い出してくる。今、自分が生きているから思い出す事が出来る。もしかしたら、逃げ遅れたり逃げる場所を間違えてたら…。そんな事を、この日は必ず思う」とつづりました。

そして、「東北の被災地は、13年経ちました。沢山の方々のご協力や想いにより復興、復活しております。勿論、場所にもよりますが。ご家族やご友人を亡くされたご遺族、そして未だ行方不明になっている2500人以上の方々のご家族やご友人にとって、13年前の気持ちと変わらないと思う。前を向く事も大事だけど、振り返って待つ事もしないとね。ゆっくりと」と被災地の状況についてつづりました。

また、「今、全国で地震が相次いでます。能登で大きな地震があり、また必ずどこかで大きな地震があると言われてます。怖いですが、全員が何となく常に警戒しておくべきなんだと思います」と、呼びかけました。