作家・森村誠一さん 肺炎のため死去 90歳 ベストセラーは『人間の証明』
森村誠一さん (写真:日刊スポーツ/アフロ)
ベストセラーとなった『人間の証明』の作者として知られる、作家の森村誠一さんが24日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなったことが分かりました。90歳でした。葬儀は家族のみで執り行われるということです。
森村さんは、1933年に埼玉県熊谷市で生まれ、青山学院大学文学部英米文学科卒業後、9年間のホテル勤務を経て、本格的に作家活動を開始しました。1969年『高層の死角』で江戸川乱歩賞を、1972年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞を受賞するなど、多くの賞を受賞してきました。
ベストセラーとなった『人間の証明』(1976年)は、発表の翌年に映画化され大きな話題を呼び、『青春の証明』『野性の証明』の『証明』三部作の刊行により、現代日本を代表する推理小説作家として地位を確立。推理小説の分野だけでなく、歴史・時代小説、ノンフィクションなどへも作品の幅を広げていき、2004年には、日本ミステリー文学大賞を、2011年には第45回吉川英治文学賞も受賞しています。
森村さんは、1933年に埼玉県熊谷市で生まれ、青山学院大学文学部英米文学科卒業後、9年間のホテル勤務を経て、本格的に作家活動を開始しました。1969年『高層の死角』で江戸川乱歩賞を、1972年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞を受賞するなど、多くの賞を受賞してきました。
ベストセラーとなった『人間の証明』(1976年)は、発表の翌年に映画化され大きな話題を呼び、『青春の証明』『野性の証明』の『証明』三部作の刊行により、現代日本を代表する推理小説作家として地位を確立。推理小説の分野だけでなく、歴史・時代小説、ノンフィクションなどへも作品の幅を広げていき、2004年には、日本ミステリー文学大賞を、2011年には第45回吉川英治文学賞も受賞しています。