アイドルグループ・モーニング娘。や、AKB48の振付師として知られる夏まゆみさんが、がんのため6月21日に亡くなっていたことが発表されました。61歳でした。

公式サイトによると、夏さんは1962年神奈川県生まれ。イギリス留学をきっかけに、イギリス・アジア・北米・ヨーロッパ・南米でオールジャンルのダンスを習得しました。1998年には、長野五輪公式曲を担当するほか、立ち上げ前から振付師として参加したモーニング娘。やAKB48をはじめ、吉本印天然素材やジャニーズ、宝塚歌劇団など300組以上のアーティストの振り付けを手がけてきました。

また、振り付けを手がけた、モーニング娘。の『LOVEマシーン』や、ミニモニ｡の『ミニモニ。ジャンケンぴょん！』、AKB48の『会いたかった』などは大きな話題となりました。

2000年のインタビューでは「私の夢は“1億総ダンサー”伝わりやすい踊りを所々に入れていって、みんなが踊ってくれたらいいなと思いますね」と語っていました。

今年3月には、モーニング娘。やAKB48など、数々のスターを育ててきた経験をいかし、『人はいつでも、誰だって「エース」になれる！ 心とからだが輝く72の言葉』（ビジネス社刊）を出版していました。

遺族の意向により、葬儀に関してはすでに執り行われ、8月28日にお別れの会を都内で開催する予定だということです。