ダンス＆ボーカルグループ「ＦＡＮＴＡＳＴＩＣＳ　ｆｒｏｍ　ＥＸＩＬＥ　ＴＲＩＢＥ」が９日、デビュー曲「ＯＶＥＲ　ＤＲＩＶＥ」の発売記念イベントを都内で行った。

結成２年で、念願のメジャーデビュー。
リーダーの世界（２７）と佐藤大樹（２３）、ボーカルの八木勇征（２１）と中島颯太（１９）、パフォーマーの澤本夏輝（２４）、瀬口黎弥（２２）、堀夏喜（２１）、木村慧人（１９）が登場すると、ファン３０００人が大きな歓声をあげた。

デビュー曲のほか、カップリング曲「ＷＨＡＴ　Ａ　ＷＯＮＤＥＲ」など全３曲を熱唱。
念願のメジャーデビューに、世界は「光栄です。ＥＸＩＬＥ　ＴＲＩＢＥとして一人一人、自覚と責任をもって、これから頑張っていかないとな、と強く思いました」と気を引き締めた。

八木は「老若男女問わず愛されるグループになりたい」と語り、中島も「若い子たちが僕たちを見て『（ああいうふうに）なりたい！』と言うような憧れの存在になりたい」と話した。

メジャーデビューするまで「武者修行」と称して全国各地を回ってきたため、メンバーの絆は深く、楽屋は「男子高校みたいな感じ」（佐藤）。
堀が「仲がいいので、バラエティー番組とかをやってみたいですね」と話すと、世界は日本テレビ系「しゃべくり００７」への出演を希望し、「ハードルは高いですけど、出させていただけるものなら出てみたいですね」と語った。

今年７月に胃がんのため２２歳の若さで亡くなった中尾翔太さんへの思いを、メンバーが語る場面も。
世界が「２０１８年、出会いと別れを繰り返して戸惑った。翔太のためにも、僕たちがもっと有名になって、いろんな夢をかなえていきたい」と表明。佐藤も「９人でメジャーデビューすることが夢でもあったんですけど、かなわなかったんで、翔太の分も夢をかなえていけるように、絆を築いて頑張っていきたい」と、さらなる飛躍を誓った。
最後は、ひまわりがモチーフのぬいぐるみと一緒に写真撮影。ぬいぐるみは中尾さんが生前、プロデュースしたものという。