伍代夏子、夫の支えに感謝「優しかった」
「知って、肝炎プロジェクト」の特別大使を務める演歌歌手の伍代夏子(57)が11日、東京・健康保険組合連合会を表敬訪問した。
2009年に「C型肝炎」を患ったが、治療により完治した伍代は、12年に肝炎対策特別大使に就任。肝炎総合対策推進国民運動の特別参与を務める夫で歌手の杉良太郎(74)とともに、肝炎対策の啓発活動を行っている。
肝炎は、自覚症状がないため、本人も気づかないまま病状が進行し、肝硬変や肝がんへと重症化する可能性があるという。伍代も自覚症状はなかったそうで「悪くなるまで、症状が出ない。ウイルスの活動が活発になって、ダメージをうけてからでは遅かったと思う」と、肝炎ウイルス検査の必要性を訴えた。
治療中は、夫の杉に支えられたという。「(治療中は)体がだるくて、イライラする。家族の支え、理解はすごく大事です。私のダンナさまは優しくしてくれた」と自身の闘病を振り返った。
現在、健康でいるために気を付けていることは「無理をしないこと」といい「ストレスを溜めない。その日、その日を笑顔で暮らせるように、楽しいことをして過ごす、嫌なことを消すようにしている」と話した。