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指揮者の小澤征爾氏、急性気管支炎で降板

2019年3月21日 18:04
指揮者の小澤征爾氏、急性気管支炎で降板

指揮者の小澤征爾氏(83)が急性気管支炎のため、きょう21日に出演予定だった神奈川・横須賀市でのオペラ公演を降板した。

同日、小澤征爾音楽塾のサイトで発表した。

15日と17日の京都市で行った公演後、体調を崩し、病院で精密検査を行ったところ、急性気管支炎と診断されたという。「主治医から2〜3日の入院治療が必要との診断を受け、苦渋の決断でしたが横須賀公演への出演を諦めざるを得ないという結論に至りました」と報告した。

小澤氏は、京都公演と同様に「歌劇『カルメン』」の第1幕「序曲」の指揮を予定していたが、降板したため、21日の公演は全幕をクリスティアン・アルミンク氏が指揮する。

小澤氏は「みなさんほんとうに申し訳ありません。くやしいです。とにかく今は体調を戻すようにがんばっています」とコメントを発表した。