山本耕史、作品に意欲「力強く生き抜く」
女優の若村麻由美(52)、俳優の山本耕史(42)、山田火砂子監督(87)らが22日、都内で映画「一粒の麦 荻野吟子の生涯」の製作発表会見に登壇した。
日本初の女性医師で婦人運動家、萩野吟子さん(若村)の生涯を描く。
荻野吟子の再婚相手、志方之善(しかた・ゆきよし)役を演じる山本は、「志方さんは志が高く、激動の時代を切り開くエネルギーがある方だと思う。作品の中では力強く生き抜きたいと思います」意気込んだ。
主人公を演じる若村は「日本初の女医である荻野吟子さんを演じさせていただくということは光栄です。楽しみ参加させていただこうと思いました」と笑顔で話した。
山田監督は「私の信念は『一つの道を進むには、あまたの道を全部捨てなきゃならない』。医者になりたいがために全ての道を彼女は捨てました。私も映画が好きでいろんな事をやりたかったけれど映画のために全て捨てました」と主人公と自分との共通点を明かした。
2019年公開予定。