【続報】鮎川誠、裕也さんの魂を共有する!
シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠(70)が3日、東京・青山葬儀所で営まれたロック歌手、内田裕也さんのお別れの会に出席。弔辞を述べた。
約半世紀の親交があったという鮎川は「日本の第1号のロックスターやからね。裕也さんこそが日本のロックヒストリー。裕也さんのスピリットはロックバンドのみんなで共有して、オレたちが生きている間はロックンロールをやります」と熱弁。
「本当に安らかに。でもステージはいつでも飛び入り、大歓迎です。ロックンロール!イエーイ!」と高らかに叫んだ。
喪主のあいさつで、長女の内田也哉子さん(43)は父への複雑な思いを吐露した。
「私は正直、父をあまりよく知りません。生前、母が口にしたように『世の中の矛盾をすべて表しているのが内田裕也』ということが根本にあるように思えます」と心境を明かし、内田さんを荼毘(だび)に付した後も「私の心は、涙でにじむことさえ戸惑っていました」と明かした。
その一方で、参列した弔問客と内田さんの強い絆や希林さんとの複雑な関係を改めて見つめ直したといい、「今さらですが、このある種のカオスを私は受け入れることにしました。まるで蜃気楼のように、でも確かに存在した二人。私という二人の証がここに立ち、また二人の遺伝子は次の時代へと流転していく…。この自然の摂理に包まれたカオスも、なかなか面白いものです」とすがすがしい表情をのぞかせた。