【由美かおる】入浴は「からすの行水」
3月にニューアルバム「Jewel Box」を発売した女優で歌手の由美かおる(68)に日本テレビがこのほど、直撃した。
アルバムを発売するのは約37年ぶりのことで、楽曲「いたずらっぽい目」や「誘惑」などのセルフカバーを含む10曲を収録。
由美は「大勢の関係者の皆さんのお力でこのCDを出すことができました。これからも楽しみながら、努力を忘れないで頑張っていきたい。大勢の皆さまに歌って、踊っていただきたい」と話した。
今後は音楽活動を積極的に行っていきたいと話す由美の芸能界デビューは、中学3年生のころ。
若いころを振り返ってもらうと、「“long, long time ago”ですから、あんまりよく覚えていないんですが…」と苦笑いしながらも、由美は「(大阪)万博もあったり、新幹線が走ったとか、新しいものがどんどん出てきた時代。すごくいい時代だったと思います。夢がいっぱいありました」と、しみじみ語った。
先日は68歳にして、デビュー以来初のインストアライブを開催するなど、活動意欲が衰える様子はない。
間もなく新元号の令和の時代に突入するが、「いつも夢を持ち続けていたい。いったいどんな時代になるのか、すごく楽しみにしています」と新時代の到来を歓迎した。
デビュー当時から変わらないことは、あきらめないこと。「苦しい時にちょっと頑張って、決してあきらめないで、乗り越えていくと、また楽しいことがいっぱい出てくる。決して途中であきらめてはいけないって思います、何事も」と話した。
由美といえば時代劇「水戸黄門」の入浴シーンで一世を風靡(ふうび)したが、「変わらぬ美ぼうの秘けつは入浴?」と質問すると、「おうちでお風呂にゆったり入るのは好きです」と答え、「けっこう“からすの行水”なんですよね」と、つけ加えた。