俳優の松雪泰子さん（50）が4日放送の『おしゃれクリップ』に出演。トーク番組にはめったに出演しない松雪さんが、私生活を明かしました。

MCの山崎育三郎さんが「（役柄から）イメージ的にはクールだったり、そっちに見られがちじゃないですか？」と尋ねると、松雪さんは「見られがちです。すごいしっとりしていて、幸薄い、陰があるみたいな」と笑いながら答えましたが、実は友人から見ると松雪さんは“お兄さん気質”だそうで、山崎さんが「（イメージと）真逆ですよね？」と驚いた様子を見せると、「どんな瞬間も楽しんでたいなっていうのがベースにある気はします」と、本音を告白しました。

そんな松雪さんに、山崎さんが「落ち込んだりとか、ネガティブになったりする瞬間ってあるんですか？」と質問すると、「落ち込むことあります。ありますけれど、その悩みから逃げるってことはせずに、じっくり味わうようにします。逆に」と打ち明け、「意外とそんなに永遠に悩んでいられないじゃないですか、そのうち“この時間がもったいないな”って思って、“違うことやろう”って切り替える」と、超ポジティブな一面を明かしました。

多忙な俳優業をこなしながら28歳で男の子を出産。女手ひとつで子育てし、母として早21年だという松雪さん。山崎さんが「そういうエネルギーってどこから？」と尋ねると、松雪さんは「何でしょう、やっぱり“1人で子を守らなきゃ”みたいな部分がすごくあるので、たくましく好奇心旺盛なんですよ。いろんなことを経験したいっていう思いがあるから何でも挑戦します。あと健康的な生活をして、睡眠大事ですね」と、その強さの源について語りました。

そして、睡眠を大切にする松雪さんは“寝る時間を知らせるアラーム”をセットしてるそうで、その理由については「（午後）10時には寝たいなって」と笑いながら打ち明け、さらに「子供が高校生の時は、朝お弁当作りがあったので、大体10時位に寝て、（午前）4時とかに起きて、お弁当を作って、送り出して、スタジオ行って」と、当時の生活スタイルを振り返り、たとえ撮影中でも、休むことなくお弁当作りを続けた、母としてのリアルな素顔が明かされると、スタジオからは感嘆の声が上がりました。