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藤原竜也、初タッグは「非常に貴重な時間」

2019年6月6日 21:57
藤原竜也、初タッグは「非常に貴重な時間」

映画「Diner ダイナ—」(7月5日公開)のジャパンプレミアが6日、都内で行われ、藤原竜也(37)、玉城ティナ(21)、窪田正孝(30)、本郷奏多(28)、武田真治(46)、斎藤工(37)、金子ノブアキ(38)、土屋アンナ(35)、真矢ミキ(55)、奥田瑛二(69)、蜷川実花監督が舞台あいさつを行った。

極上の料理目当てに集まった殺し屋が殺し合いゲームに興じるダイナー(食堂)を描いた作品。強烈な色彩の中で、人間の業と欲望が渦巻く。

キャストは口々に「今まで見たことのないような新感覚の映画」(窪田)、「新しい日本映画の基準に、将来なっていくのかなという革命的な映画」(武田)、「いまだに興奮が覚めやらない。皆さん歴史の第一人者に、きょうなる」(斎藤)、「蜷川実花監督の新しい世界。きれいだしかっこいいし興奮する」(土屋)、「日本にはなかった映画を見たなと思われるかと私は確信しています」(奥田)と、礼賛した。

蜷川監督の父で演出家の蜷川幸雄さん(故人)の指導を受けた藤原は「縁を感じるというか、実花さんに『竜也、やろう』って言われたら断わる理由が何ひとつ見つからない」と打ち明け「初めて現場でご一緒させていただいたんですけど、感慨深いというか妙な縁を感じるというか、僕の人生にとって貴重な時間を過ごしました」と撮影時間を回想した。

蜷川監督は「男性主演を撮るのが初めて。自分が得意な題材とはちょっと違った作品だったので、それをどういう風に挑戦に変えるかが自分の課題だった」と明かし「圧倒的なキャストがそろったので、その豪華さをエンターテインメントに変えて、最後にメッセージを残すことを心掛けました」と狙いを伝えた。