吉田鋼太郎、サシ飲み減って「寂しい」
俳優の吉田鋼太郎(60)、藤原竜也(37)が2日、都内で行われたスーツブランド「ダーバン」の50周年広告キャラクター就任発表会に出席した。
同ブランドは、2020年にブランド生誕50周年を迎え、「継承」をコンセプトにプロモーションを展開。公私にわたり親交のある吉田と藤原が広告キャラクターに起用され、広告ビジュアルの撮影は劇場を舞台に行われた。
出来上がった映像を見て吉田は、「自分で言うのもなんなんですけど、かっこいいですね。特に僕の方がかっこいい」と満足げに話すと藤原は、「最近、自分しか見てないんですよ」とツッコミを入れた。
撮影を振り返り、吉田は「仕事なのでね、仕事を楽しかったっていうのは、僕はあんまり好きじゃないんで、そんなに楽しくなかったです。常に緊張感に包まれていました」と冗談交じりに明かすと、藤原が「僕は、すごく楽しかったです」と笑顔で話した。
家族ぐるみで食事に行く仲だという2人だが、2016年に第1子が誕生した藤原に変化が起きたという。吉田は「子どもができてね、藤原くん。とっても子煩悩で家族を大事にするので、2人であるいは別の俳優仲間とつるんで飲みに行くってことが最近少なくなって、ちょっと僕は寂しい」とポツリ。
コンセプトの「継承」にちなみ、「芝居において先輩から影響を受けて大切にしていること」を聞かれると、吉田は故・蜷川幸雄さんの名前を挙げ、「表現は絶対に自由だっていう基本的に何をやってもいい、枠がない。その自由っていうことが僕はとっても好きだし、そのことを自由でいいよって教えてくれた蜷川さんにとっても影響受けました」と語った。
一方、藤原は「鋼太郎さんがおっしゃるように(表現は)自由であるべきだと思うんですけども、やっぱり(演技の)芯の部分、変わらない、変えてはいけないものがありますから、そういうものをはっきり明確に鋼太郎さんから受け継いで、(後輩に)渡していくというのが非常に大事になっていくんじゃないかな」と未来を見据えた。