JESSEとKjが楽曲でコラボ 「互いに腹を割る」デビュー時から続く、良きライバルの関係
22日に発表された『Straight Up feat. Kj』は『The BONEZ』の楽曲として、Kjさんがフィーチャリングで参加。『Straight Up』とは「互いに腹を割る」という意味があるといい、JESSEさんとKjさんが作詞したリリックには、お互いが思っている感情が赤裸々に描かれている部分もあります。
JESSEさん、Kjさんはともに東京出身で40代。また、バンドの結成も1990年代後半でスリーピースバンドとしてメジャーデビューしました。20年以上、ロックシーンをそれぞれのフィールドで開拓。お互い“良きライバル”であり“盟友”と言える関係性だといい、これまでもロックフェスなどで度々、同じステージに立つこともありました。
2人が楽曲でコラボすることになったのは、2019年より『Dragon Ash』のサポートベースを務める『The BONEZ』のメンバー、T$UYO$HIさんがきっかけ。T$UYO$HIさんが両方のバンドを担当していることから2人をつなぎ、このプロジェクトをスタートさせたといいます。
近しい関係にあるJESSEさん率いる『The BONEZ』とKjさん率いる『Dragon Ash』ですが、2組での対バンや楽曲でのコラボなどはこれまでありませんでした。13日には両バンドによる全国ツアー(10月13日より、全9公演)を開催することを発表し、SNSなどでロックファンが驚きの声を上げていました。
【The BONEZ】
JESSE(ボーカル・ギター)、KOKI (ギター)、 T$UYO$HI(ベース)、ZAX(ドラムス)からなるオルタナティブロックバンド。2013年、JESSEのソロプロジェクトから“The BONEZ”になり、バンドとして動き出す。2023年1月、結成10周年イヤーを迎え、47都道府県ツアーを開催。多くのロックフェス、音楽イベントに出演する注目のバンドの一つ。
【Dragon Ash】
1997年、Kj(ボーカル・ギター)、IKUZONE(ベース)、櫻井誠(ドラムス)の3人でデビュー。その後、バンド編成を変化させ、現在はBOTS(DJ)、hiroki(ギター)と、『The BONEZ』からT$UYO$HI(ベース)をサポートに迎え、5人編成に。1999年に発表したアルバム『Viva La Revolution』が大ヒット。“ミクスチャーロック”というジャンルをメジャーにさせたロックバンドの一つ。