古川雄大&京本大我、Wキャストでモーツァルトに挑戦 京本「天才ってなるとジェシー」
“ヴォルフガング・モーツァルトを演じる上での役作り”を聞かれた、京本さんは「この役と向き合って行く上で京本大我としての強さも持っておかないと、自分がダメになってしまう怖さもあるので、いろんなところを気をつけていきたいと思っているんですけど」と、役が持つ強さと不安を口にしました。
続けて「天才の役を天才が演じるって難しいと思っていて。天才の役を、僕みたいな特別秀でていない人間がこつこつ積み上げて作り上げる、その面白さって絶対にあると思うので。グループ(SixTONES)のメンバーにも天才だなと思うメンバーはいるんですけど、そういうキャラクターを日々勉強しながら、ヴォルフガングという役に奥行きをつけながらやっていけたら」と役への思いと意気込みを語りました。
そして、“天才のメンバーは誰か?”という質問に「いつも隣にいるジェシーが。努力もしている彼ですけど、これは元々持ち合わせているものだな、みたいなものを見ると僕も頑張ろうって。モーツァルトみたいな天才ってなるとジェシーがパッと浮かびます」と、身近な天才としてメンバーのジェシーさん(27)を挙げました。
一方、古川さんは「初めてのときは、あがいてあがいて、なんとかやりきったヴォルフガングで。2回目は自分の中でつかんだものがあったんですけど、関係者の方から“初演のほうが良かったよ”という声をいただきました」と明かし、会場は笑いに包まれました。
さらに「天才って何かに秀でていて、何かが劣っているっていう感じじゃないですか。まさにヴォルフガングもそういう人で、直感で動いてしまう人で何も考えずに行動してしまう人。でもそこが彼の面白い魅力でもあり、ダメなところでもある」と分析。
最後には、「いろんな人との関係性だったり対立だったり、それぞれの役との関係性が描かれていく。そこの関係性を描きながら、普通とは違うアプローチとして、古川雄大自身も追い込んでいく。初演のときの切羽詰まった感じのような。怖いですけどね、妥協したくなりますけど。そのくらいしないといいものが作れないんじゃないかと思っていますので」と役作りへの覚悟を言葉にしました。