本命でも義理でもない『推しチョコ』 バレンタインの新しい楽しみ方
■本命や義理でもない新しい楽しみ方
今年のバレンタインは誰にチョコを贈るのか聞くと・・・
「彼氏にあげます」(学生10代)
「少し気になっている人にあげます」(学生10代)
「自分に買いたい。高級感のあるチョコレートとか食べてみたい」(学生20代)
「ダンナさんと友達に」(会社員30代)
本命や義理、自分へのご褒美など様々な楽しみ方がある中、今年は自分の好きなアイドルやキャラクター、いわゆる“推し”にプレゼントする人が増えているといいます。東京・渋谷の大型雑貨店では“推しチョコ”の販売を開始。担当スタッフは「推しの愛を表現したいという需要が高まっておりまして、とても人気になっております」と語りました。
お菓子メーカーが実施したバレンタインに関するアンケート調査では、“推し”にプレゼントを贈ると回答した若者が2022年と比べ11.4%増加。推しチョコに関するグッズや商品も続々販売されていて、100円ショップでは「推ししか勝たん」「すきぴ」など推しへの愛情フレーズが作れる型が販売されています。
■“撮影”や“拝む”食べるだけではない楽しみ方
自分の推しに合わせてカスタマイズできるのが「推しごとチョコレート」
全8色のパッケージカラーから推しのイメージカラーを選び、ハートやコイン型のチョコに画像や付属のシールを貼り付けたり、手書きのメッセージを書いたりして推しへの愛を表現。チョコを完成させたら周りに大量の推しグッズを飾り、写真撮影や拝むなどして楽しむといいます。
”推しチョコ”について、バレンタイン特設コーナーに訪れた人は―
「顔写真をチョコに付けるって発想が斬新だし、すごく愛が強い」
(学生10代)
「推しカラーを集めてると元気とかも出るのでいいなと思います」
(会社員20代)
新しいバレンタインの形。“推す”生活はより広がりを見せそうです。