杉咲花、ゴッホ複製画のプレゼントに大喜び
女優の杉咲花(22)が10日、東京・上野の森美術館で行われた「ゴッホ展」のオープニングイベントに出席した。
強烈な色彩と勢いある筆遣いで愛されるオランダ出身の画家フィンセント・ファン・ゴッホの作品を約40点展示。
同展のナビゲーターに就任した杉咲はひと足早く内覧し、「すごく展示(の仕方)がシンプルで絵が見やすかったなと感じたのと、写真で見たものと実物では全然違うんだなと思って、一つ一つの絵に引き込まれました」と語った。
杉咲が楽しみにしていたのは、色彩豊かな作品「麦畑とポピー」。
実物を鑑賞して「良かったですねぇ。特に赤色がすごくキレイで、ポピーのお花が本当にかわいらしくて、実際にその風景を見ているような気持ちになりました」と話した。
ゴッホは「ハーグ派」と「印象派」との出会いが大きな転機となった。
杉咲は自身の人生のターニングポイントを聞かれると、「今の事務所に入った時なんですけど、オーディションを受けようって母と話をしていて。中学1年生の時だったと思うんですけど、『部活に入るか、事務所のオーディションを受けるか、どっちかにしてくれ』って言われて。『じゃあ、事務所のオーディションにする』って言って受けたら入ることができたので。その時、部活をもし選んでいたら、今このお仕事をさせてもらえてなかったのかな」と明かした。
杉咲は、2日に誕生日を迎えたばかり。
「麦畑とポピー」の複製画をプレゼントされると、「ホントですか?ありがとうございます。すごくうれしいです」と大喜びした。
「ゴッホ展」は11日から2020年1月13日まで同所で。