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ジミー大西、師匠・明石家さんまの言葉で画業を再開「時給計算したらアカン」

2022年4月29日 21:20
ジミー大西、師匠・明石家さんまの言葉で画業を再開「時給計算したらアカン」
作品展を開催したジミー大西さん(撮影時のみ特別にマスクを外しています)
お笑いタレントで画家としても活躍するジミー大西さん(58)が27日、自身の作品展の取材会に登場し、創作活動再開のきっかけが、人生の師匠と仰ぐ明石家さんまさん(66)であったことを明かしました。

ジミーさんは、画業30年の集大成となる作品展『POP OUT』のプレスプレビューでは、自らの紹介で報道陣に作品をお披露目しました。(銀座三越会場では5月9日まで開催、その後、全国の会場で順次開催)

今回の作品展開催をジミーさんは「さんまさんの一押しがなかったら、(画業)再開はしなかったし、今回の30年間の個展もなかったなと思っております」と振り返りました。さらに、報道陣から作品展開催についてさんまさんの反応を聞かれると「『やっと目覚めたか』っという感じでした。(さんまさんは)笑ってましたね。いつもの『あっ! あっ! あっ!』(引き笑い)じゃなしに、朗らかに笑ってました」と、さんまさんとのやりとりを明かしました。

2015年から5年間、絵を描かなかった時期があったというジミーさんは、「1回自分の絵を計算してみたら、時給が380円で、筆折ったんです。それで『や~めた、やめぴ』と思って筆を折って、5年間休んでたんです。その時さんまさんに、『ジミー絵描かないのか』と言われ、『はい、もう辞めます』って答えたら、『なんでやねん。こういう人を楽しませてる人って、時給計算したらアカンねんぞ』」と、さんまさんに怒られた思い出を語りました。さらに、さんまさんはジミーさんに対し「例えばな、たくさん笑かしてる人はそれなりにもらってるし、そこそこ笑かしてる人はそこそこもらってる。1個も笑かさないやつは何にももらわれへん。俺らはそういう職業や! おまえは絵というものがあるから、絵で…」と絵を描くことを後押しされたといいます。

そんな、師匠・さんまさんが背中を押してくれたエピソードに続けて、ジミーさんは「今回、人(お客さん)が入らなかったらやめますけど。人がたくさん入って喜んでくれたら、また絵描きに…。今回は実験ですね。だから人がたくさん入って、みんなが『ジミーちゃんよかったよ』と言ってくれれば、また絵を描き始めようかなと。閑古鳥が鳴いてるようやったら、(東京会場の)三越に土下座して、『もう辞めますわ!』って言います」と、自虐を入れながら、作品展をアピールしました。