本屋大賞に初ノミネート・安壇美緒 “スパイ×音楽”小説 『ラブカは静かに弓を持つ』
安壇美緒さん 撮影/HAL KUZUYA
少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢にさいなまれながら生きてきた橘。ある日、上司から音楽教室への潜入調査を命じられたことから始まる、橘の孤独な戦いを描いた小説です。
安壇さんは、1986年北海道生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2017年、『天龍院亜希子の日記』で第30回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2020年に、北海道の中高一貫の女子校を舞台にした青春長編『金木犀とメテオラ』を発表しています。