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「本屋大賞」逢坂冬馬さんデビュー作『同志少女よ、敵を撃て』に決定

2022年4月6日 19:54
「本屋大賞」逢坂冬馬さんデビュー作『同志少女よ、敵を撃て』に決定

今年で19回目を迎える本屋大賞の授賞式が行われ、新人作家のデビュー作が大賞に選ばれました。

全国の書店員が、一番売りたい本を選ぶ本屋大賞。ノミネートされた10作品の中から大賞に輝いたのが、デビュー作となった逢坂冬馬さんの戦争小説「同志少女よ、敵を撃て」です。

第二次世界大戦下、ドイツ軍に母を殺され、復讐のため狙撃兵に志願したソ連の少女の物語です。戦場の悲惨さを描いた逢坂さんは、いま起きている戦争について自身の思いを明かしました。

逢坂冬馬さん「私の心はロシアによるウクライナ侵略が始まった2月24日以降、深い絶望の淵にあります。この無意味な戦争でウクライナの市民、または兵士、あるいはロシアの兵士がどれだけの数が亡くなっていくのだろうということを考え悲嘆に暮れました」