『マンガ大賞2022』ノミネート作品発表
全国の書店員などが今一番薦めたいマンガを選ぶ『マンガ大賞2022』のノミネート作品が17日に発表され、10作品が大賞候補作に選ばれました。
今年のマンガ大賞は2021年1月1日から12月31日までの1年間で単行本が発売された作品のうち、最大巻数が8巻までのマンガ作品が対象。一次選考は、99人の選考員から235作品への投票があり、得票数上位10作品をノミネート作品として選出し、その後、二次選考で大賞作品が決定します。
■アニメ・映画化 マンガ業界以外からも注目の賞
これまで、板垣巴留さんの『BEASTARS』(2018年大賞)や、山口つばささんの『ブルーピリオド』(2020年大賞)はテレビアニメ化。吉田秋生さんの『海街diary』(2013年大賞)や、柳本光晴さんの『響〜小説家になる方法〜』(2017年大賞)などは実写映画化されるなど、マンガ業界以外からも注目されています。
今年は、2021年2位だった魚豊さんの『チ。—地球の運動について—』やSNSなどで話題となった藤本タツキさんの『ルックバック』など今注目の作品が数多くノミネートされています。『マンガ大賞2022』の大賞作品は3月中旬〜下旬に発表されます。
【マンガ大賞2022ノミネート作品】(作者名の五十音順)
『【推しの子】』赤坂アカ×横槍メンゴ
『トリリオンゲーム』稲垣理一郎、池上遼一
『チ。—地球の運動について—』魚豊
『ダーウィン事変』うめざわ しゅん
『ひらやすみ』真造圭伍
『ダンダダン』龍 幸伸
『海が走るエンドロール』たらちねジョン
『ルックバック』藤本タツキ
『自転車屋さんの高橋くん』松虫あられ
『女の園の星』和山やま