×

運動おっくうな冬“糖質オフ”メニューで…

2021年11月19日 20:14
運動おっくうな冬“糖質オフ”メニューで…

寒くなってきて、気になる“コロナ太り”を解消したくても、運動がおっくうな人も多いと思います。そこで注目されるのが、食事です。外食でも糖質オフのメニューが次々と登場しています。



東京・有楽町に今年9月オープンした「Bicerin GYM e STUDIO BAZOOKA」。

記者
「こちら、コーヒーや食事などを楽しめるカフェになるんですけど、店の中に存在感のあるトレーニングマシンが置かれています」

1763年にイタリアで創業した老舗カフェ「Bicerin」と、柔道男子日本の肉体改造に携わったボディービルダー・バズーカ岡田さんがコラボしました。

最先端のトレーニングマシンで体を鍛えつつ――

Bicerin GYM e STUDIO BAZOOKA・北村克哉さん
「たんぱく質の量であったり、脂質の量を分かりやすくグラムで表示してあります」

通常より糖質を30%ほど抑えたパスタなどを用意していて、食事面から健康をサポートする新業態のカフェです。

Bicerin GYM e STUDIO BAZOOKA・北村克哉さん
「低糖質なお食事をとることによって、血糖値の上昇が抑えられるようになりますので、体づくりに意識を向けていただけたら」



適度な運動と糖質を抑えた食事。それが大事だと分かっていても、運動がおっくうという人は多いようです。

20代
「冬は寝たいなっていう感じ。(運動する)やる気を失いつつある」

冬に向け心配な“コロナ太り”。普段の食事から少しずつ変えるのもありかもしれません。

うどんチェーンの「つるとんたん」では、通常より糖質を60%抑えたうどんにプラス180円で変更できます。

小麦粉の使用を極力抑えながらも、従来のうどんと変わらぬこしや風味が楽しめる独自の製法を開発したということです。

つるとんたん・関東エリア部長 開田博之さん
「糖質を気にされている女性や、今ですと、ビジネスマンの方も多くご利用いただいている」

糖質を気にする人にうれしいスイーツもあります。

ローソン広報部・アシスタントマネジャー 塚田賢太郎さん
「こちらが今回リニューアルした『糖質を考えた』シュークリームでございます」

糖質はご飯、茶碗5分の1以下の9.2グラムと「糖質を考えたシュークリーム」です。

今月のリニューアルで北海道産の生クリームを増やし、より濃厚なコクを楽しめるようになったといいます。

ローソン広報部・アシスタントマネジャー 塚田賢太郎さん
「きょうは少し糖質に気をつけようかなとか、その時々の気分に合わせて選んでいただければ」



一方、冬に向けて医師が警鐘を鳴らすのが、血栓です。

血栓症に詳しい愛媛大学・抗加齢医学 伊賀瀬道也教授
「気温が下がってくると血管が縮みやすくなる。血栓ができやすい状態になりますと、脳だと脳梗塞、心臓だと心筋梗塞が起こりやすくなる」

冬は体を動かす機会が減り、また、屋内と屋外との気温差などで「血栓」ができやすいといいます。

“冬の血栓”を予防するには。

血栓症に詳しい愛媛大学・抗加齢医学 伊賀瀬道也教授
「適度な運動、適度な水分補給が大事だと思います」

適度な運動とバランスのよい食事。脱水を防ぐため、適度な水分補給も大事だということです。