中村獅童「ずっと僕の心の中にあって」 約30年前に寺島しのぶが語った“歌舞伎への思い”
中村獅童さん
歌舞伎俳優の中村獅童さん(50)が11日、『文七元結物語』の製作発表記者会見に、共演する寺島しのぶさん(50)、脚本・演出を担当する映画監督の山田洋次さん(91)と登壇。獅童さんがしのぶさんへの長年の思いを明かしました。
『文七元結物語』は、歌舞伎座 新開場十周年『錦秋十月大歌舞伎』の昼の部で上演される作品。江戸の市井に生きる人々の心の機微を描いた人情噺で、獅童さんが左官長兵衛を、寺島さんが長兵衛女房お兼を演じ、2人は初めて夫婦役を勤めます。
しのぶさんと同い年で、幼い頃から仲がいいという獅童さんは「ずっと2人きりで飲んで、いろんな話とか、歌舞伎、芝居、映画の話したりするんですけど。1回も写真に撮られたことない」と冗談交じりのトークで会場を笑いで包みました。
今回、しのぶさんを妻役に推薦したのは獅童さんだそうで、20代の時、しのぶさんとお酒を飲みながら話したことがきっかけの1つだったと言います。
このことについて、獅童さんは、「“自分がもし男だったら歌舞伎やりたかった”、“自分だけ仲間はずれにされているような気持ちになった”というようなことを話してくれたんです。その言葉はずっと僕の心の中にあって。30年近い思いというのをぶつけて、楽日(千穐楽)には、おいしいビールを、しのぶちゃんと飲めたらなって」と、今の思いを明かしました。
(9月11日放送 news every.より)
『文七元結物語』は、歌舞伎座 新開場十周年『錦秋十月大歌舞伎』の昼の部で上演される作品。江戸の市井に生きる人々の心の機微を描いた人情噺で、獅童さんが左官長兵衛を、寺島さんが長兵衛女房お兼を演じ、2人は初めて夫婦役を勤めます。
しのぶさんと同い年で、幼い頃から仲がいいという獅童さんは「ずっと2人きりで飲んで、いろんな話とか、歌舞伎、芝居、映画の話したりするんですけど。1回も写真に撮られたことない」と冗談交じりのトークで会場を笑いで包みました。
今回、しのぶさんを妻役に推薦したのは獅童さんだそうで、20代の時、しのぶさんとお酒を飲みながら話したことがきっかけの1つだったと言います。
このことについて、獅童さんは、「“自分がもし男だったら歌舞伎やりたかった”、“自分だけ仲間はずれにされているような気持ちになった”というようなことを話してくれたんです。その言葉はずっと僕の心の中にあって。30年近い思いというのをぶつけて、楽日(千穐楽)には、おいしいビールを、しのぶちゃんと飲めたらなって」と、今の思いを明かしました。
(9月11日放送 news every.より)