4児の母・土屋アンナ「他の子を怒っちゃいけない時代」 子育てを取り巻く環境にさみしさも
土屋さんが登場したのは、11月17日の『世界早産児デー』に合わせて開催されたイベント『World Prematurity Day 2024 -小さな赤ちゃんは大きなキボウ-』。会場に集まった人たちに向けて、土屋さんは「早く生まれちゃった子どもたち、お母さんが大変なことを頑張ってやっているけれど、そのお母さんたちはものすごく力強い。だからこそコミュニケーション力で、人と人がつながっていけばいいなと思うので。“聞いてはいけないのかな?”とか、“聞いたら迷惑なのかな?”とか思わないで、いろんな事実を知っていってほしいです」と、呼びかけました。
■「“自分の子は自分の子”ではなく」 子育てを取り巻く環境への思い
イベントでは、子育てを取り巻く環境について「さみしいのよ。隣に住んでる人もわからない時代じゃん。昔ってさ、八百屋のおばちゃんが話しかけてくれたりさ。みんなで子どもを見ていたじゃない? 今はそれが100%できる時代じゃないと思うんですよ」と話した土屋さん。
続けて、「安心できないなっていう環境もあるけれど、本当は“自分の子は自分の子”ではなく、子どもは大人がみんなで育てる世界にならなきゃいけないと思うの。だから、他の子が転んでいたら自分の子じゃなくても、“大丈夫?”ってやってあげられる大人が増えてほしい。これが、これから私たち大人が意識しなきゃいけないことなのかなと思っていて」と、子どもを見守る側の大人が意識すべきことを語りました。
そして、「他の子が悪い事をしたら怒っちゃいけない時代じゃないですか。難しいんですよ、本当に難しい。でも本当だったら、みんなが見る、きちんと見ると、もっともっとお母さんたちもお父さんたちも、ちょっと気が楽なのかなって思う」とコメントしました。