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渡辺徹さんの遺作が公開 妻・榊原郁恵「目を細めて喜んでくれると思います」

2023年10月14日 22:55
渡辺徹さんの遺作が公開 妻・榊原郁恵「目を細めて喜んでくれると思います」
映画『SOMEDAYS』に出演した渡辺徹さん(c)Yuu Promotion
2022年11月、敗血症のため61歳で亡くなった渡辺徹さんが最後に出演した映画『SOMEDAYS』の公開がスタート。14日に公開記念舞台挨拶が行われ、妻・榊原郁恵さん(64)がコメントを寄せました。

映画は、9月に行われた『2023年マドリード国際映画祭』で6部門にノミネートされ、最優秀監督賞と最優秀主演女優賞を受賞。様々な理由で家族とともに暮らせなかった児童養護施設出身の若者たちが様々な問題を抱えながらも家族と仲間の絆、友情を築いていくヒューマンドラマ。渡辺さんは老人ホームの施設長・岡島敬を演じています。
イベントには、ダブル主演の西尾まうさん(37)とBOYS AND MENの勇翔さん(30)をはじめ、共演したBOYS AND MENのメンバー・辻本達規さん(32)、本田剛文さん(30)、平松賢人さん(28)、東ちづるさん(63)、西村知美さん(52)たちが出席。渡辺さんとの思い出を振り返りました。

バラエティー番組の司会や夫婦役など、数多く共演してきたという東さんは「みんながムードメーカーで楽しい雰囲気でした。徹さんもいて、いい感じだったのになんでここにいないの!? すごく残念なんですけど、この映画の中ではイキイキしているので、それはよかったなと思っております」と悼みました。

さらに、イベントでは徹さんの妻・榊原郁恵さんからコメントが寄せられました。郁恵さんは「渡辺徹にとって今回の映画『SOMEDAYS』が最後の作品になってしまったことはとてもつらいし悲しいことではありますが、渡辺徹が生きた証として残る作品をみなさんで楽しんでいただければ、きっと渡辺徹も目を細めて喜んでくれると思います」と心境を明かしました。