野性爆弾・くっきー! 地元市役所から絵の依頼を受けるも「きれいな絵はあまり描けなくて」
『OSAKA ART MARKET』は27・28日の2日間、開催され、大阪で活躍する現代アーティストの作品を中心に、アート作品の展示と販売が行われ、パフォーマンスやトークショーなどアートにまつわるステージなども実施されました。28日に行われたアート芸人トークショーには、お笑い以外にも様々なアート作品を手がけているくっきー!さんを始め、ミサイルマン ・岩部彰さん(43)、吉本新喜劇・酒井藍さん(37) 、女と男・ワダちゃん(41)さんが登場しました。
普段はどんな絵を描いているか聞かれたくっきー!さんは「普段は未来想定の絵を描いています。今描いているのは、地球が海に全部沈んで、その沈んだ先で人間がどう進化をしているかという、“何でもあり、発想楽ちん画”です」と、独創的な絵の構想を明かしました。
■くっきー!「きれいな絵はあまり描けなくて…」
また、アーティストとしてやっていこうと思ったきっかけについては「アーティストというつもりはなくて、ただ渡された真っ白のキャンバスに、夢中で色を置いていたら絵になっているんだ。色は塗るんじゃなくて置いていくんだ。色選びってどうしてる? 僕は何も見ないで、手探りで勝手に取った色をどこに置くかだけ考える。常に色をオーディションしている」というと、周りから「かっこいい!」と称賛。しかしくっきー!さんは「これは『AERA』という雑誌で香取慎吾さんが言ってた。(自分は)めちゃめちゃ色決めて取っている。ここにこの色と決めている」と明かし、会場を笑いに包みました。
さらに、くっきー!さんは自身の絵について「きれいな絵はあまり描けなくて、気持ち悪くなっちゃう」とコメント。「地元の市役所から絵の依頼をされたんですよ。絆っていうテーマですって言われて描いたら、そこから1年くらい音沙汰なしで。顔面がぶつかり合っている絵を描いたんですよ。今どこに保管、もしくは格納されているのかちょっと分からないですけど」と、苦い思い出を語りました。