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連載開始から50年 劇場アニメ化『ベルばら』 原作者・池田理代子「我が作品ながら泣けてきました」

2024年12月10日 6:15
連載開始から50年 劇場アニメ化『ベルばら』 原作者・池田理代子「我が作品ながら泣けてきました」
原作者・池田理代子さん Ⓒ池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会
累計発行部数2000万部(主催者発表)を突破した、池田理代子さん原作の劇場アニメ『ベルサイユのばら』の完成披露試写会が8日、都内で行われ、俳優の黒木瞳さんや、主人公を演じた沢城みゆきさんなどが登場しました。

原作『ベルサイユのばら』は革命期のフランスで懸命に生きる人々の、愛と人生を鮮やかに描いた作品で、これまで宝塚歌劇団による舞台化やテレビアニメ化などされてきましたが、1972年の連載開始から50年以上の時を経てついに、劇場アニメ化となりました。

イベントではスペシャルゲストとして、原作者の池田さんが登場。劇場アニメ完成に「『ベルサイユのばら』を描いたのは私が24 歳の時でした。そして今日劇場版を見せていただき、自分の想いがまず少しも変わっていないこと、自分の信念に忠実に生きる、そのように生きようと思ったことが、少しも変わっていないことに自分なりに感動しています。映画を鑑賞したのは今日で2回目ですが、最後は我が作品ながら泣けてきました」と作品への思いを語りました。

また、12月18 日に誕生日を迎える池田さんを、特製ベルばらケーキとバラの花束で一足早く祝福。思わぬサプライズに「作品誕生から50年も経ったのかと思います。誕生日という歳でもないのに、凄く意外で嬉しいです」と喜びを語りました。

最終更新日:2024年12月10日 6:15