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日向坂46・影山優佳「それぞれの個性や武器を持った集団に」 卒業前にメンバーへ伝えたいこと

2023年5月22日 23:15
日向坂46・影山優佳「それぞれの個性や武器を持った集団に」 卒業前にメンバーへ伝えたいこと
グループからの卒業を発表している、日向坂46・影山優佳さんにインタビュー
2023年7月の卒業セレモニーをもって、日向坂46から卒業する影山優佳さん(22)。2022年のFIFAワールドカップで、プロ顔負けのサッカーの知識や勝敗予想の的中率でも注目されるなど、幅広く活躍する影山さんに残された時間でメンバーたちに伝えたいこと、さらに自身初の写真集の撮影秘話などを伺いました。

“自分自身を深める旅”をテーマに東京・長野・沖縄で撮影された、影山さん初の写真集『知らないことだらけ』。サッカー好きの影山さんらしいユニホーム姿のカットなどが収められています。

■今一番知りたいのは“距離感”

――初の写真集ということで、相談したメンバーはいますか?

丹生明里(22)は仲良くさせてもらっているんですけど、丹生ちゃん自身も(初写真集は)すごく緊張していたみたいで、「自然な感じって難しいよね?」みたいな感じで、その共感で私を優しく包み込んでくれたのが、すごく撮影前に印象に残っている会話でした。


――写真集のタイトルにちなんで、今一番知りたいことはなんですか?

メンバーのことで言うと、私メンバーの中だとご飯とかを誘う担当なんですよね。よくメンバーに「いつ空いてる?」とか連絡をしたりするんですけど、誘い過ぎるのもよくないのかなみたいな。ちょっと誘い過ぎで、ちょっと面倒くさくなってないかな? みたいな。その聞く頻度のベストをいつかメンバーにちゃんと聞いてみたいなというか。距離感みたいなのを改めて聞いてみたいなっていうので、気になっています。


――最近、誘ったメンバーは?

久しぶりに齊藤京子(25)とご飯する約束をしていて、ちょうどお互いに仕事がたまたま同じ時間に入ってしまって、延期になったんですけど、今のところまだ延期しっぱなしなので、京子をいつ誘うかっていうのをちょっと様子をうかがっている最中です。


――タイミングをはかっている?

はい。ちょっと、このインタビューがもし流れたら誘おうかなって思います。

■卒業前に“メンバーへ伝えたいこと”

2016年5月、『けやき坂(ひらがなけやき)オーディション』に合格し、グループとしての活動を開始した影山さん。2023年2月、7年間所属したグループからの卒業を発表し、9thシングル『One choice』に収録されたカップリング曲『友よ 一番星だ』でセンターを務めました。7月には東京国際フォーラムで卒業セレモニーの開催が予定されています。


――卒業までにメンバーに伝えたいことは?

サッカーであったり、クイズであったり、自分の好きなものや得意だと思うものを発信していくことの大切さをメンバーに伝えられているのかなって思うので、これからの日向坂46がそうやって、それぞれの個性や武器を持った集団によりなっていけるように、足跡を残せていけたらいいかなって思います。


――一人での活動が増えることに不安やプレッシャーはありますか?

一期生の中でも最年少で長くやってきて、やっと最近メンバーに甘えられるようになったりしたんですけど、もうこれからは一人になっていくっていうところで、自分で自分を律しなければいけないっていう部分は、やっぱり緊張感があるなと思いますし、ただその分、達成感とかもこれまで以上にあると思うので、お仕事だけじゃなくて、いろんな人と出会ったり、いろんな体験をしたりっていうのを積極的に大人としての経験をいろいろ重ねていきたいなと思います。

■影山 ワールドカップを経て感じる変化

影山さんは日向坂46としての活動の傍ら、豊富な知識を生かしクイズ番組にも出演。2023年1月には高いIQを持った人しか入れない、JAPAN MENSAに加入したことでも話題に。さらに、2022年のFIFAワールドカップではプロ顔負けのサッカーの知識や勝敗予想の的中率でも注目されました。


――ワールドカップ期間中の活動などで感じた変化は、何かありますか?

今まで影山優佳を見たことも聞いたこともないような方々に視界に入れていただけるような機会だったなと思いますし、そういう新たな出会いもたくさんあると共に、私自身がサッカーであったり、言葉で伝える活動っていうのがすごく好きなんだなっていうのを改めて実感しました。自分に今までは持てなかった自信を持てるようになったりとか、これでいいんだなって、自分を信じていいんだなって思えるようになりましたね。

今でもサッカーを深夜まで、日が昇るまで見続けたりとか、あとはクイズ番組の対策を徹夜でやっていたりとか、時間忘れちゃうんですよね。ここでこの試練を乗り越えられなかった自分、悔しいなみたいな。自分自身への負けず嫌いみたいなのが働いて、どんどんと学んでいくことの規模感が大きくなっていったと思うので、諦めない気持ちとか、没頭力みたいなのはもしかしたらあるのかもしれないです。

■「物忘れが…」意外な弱点

――苦手なことはありますか?

物忘れがすごく多いです。先日、人生11回目の財布をなくして、もう忘れすぎて数えることにしたんですけど、ひとつのことに集中しちゃうと周りが見えなくなっちゃうというか、1個のことやると2つ忘れたりするので、記憶というか落ち着くとか苦手かもしれないです。


――今後、仕事で挑戦したいことはありますか?

私は小さい頃からお芝居を見ることがすごく好きだったので、そういうような勉強をできたらいいなっていう。経験を積むっていうことができたらいいなって思います。


――ニュースキャスターは?

本当ですか? 私、滑舌よくないんですよ。よくないと思っています(笑)。


――影山さんが“大切にしている言葉”はありますか?

“笑ってりゃなんとかなる!”という言葉です。影響されやすい自分の性格を利用して、“笑ってりゃなんとかなる!”って口ずさむことで、自分を肯定してあげるような習慣というかルーティンというものが昔からありました。つらいことがあっても、笑って。自分、笑ってって言い聞かせて乗り越えてきたなって思います。