キキ・井上音生、トンボ・那須雄登で再々演
ミュージカル「魔女の宅急便」が3月25日から東京・新国立劇場中劇場で上演されることが、決定しました。
原作は児童文学作家・角野栄子さんの児童書で、1989年にスタジオジブリの宮崎駿監督がアニメーション映画化し、大ヒットしたことで世界的に有名な作品となりました。
岸本功喜さんの脚本・演出によるミュージカルとしては2017年、2018年に続いて今回が再々演で、キキ役を井上音生(ねお)さんが、トンボ役を那須雄登さんが務めます。
井上さんは2016年の第8回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞に選ばれ、2018年に映画「嘘を愛する女」で女優デビューしました。今作がミュージカル初挑戦で、「前作(2018年)の舞台を観て、感動し、泣いたのを覚えており、その時から私もキキを演じてみたいと思っていました。今回、その想いが実り、キキ役のお話を頂けてとても嬉しかったです。キキは魔女ですが、普通の女の子と同じところも多く、共感できると感じています。ミュージカルは初挑戦ですが、私もキキと一緒に成長できればと思っています」とコメントしています。
ジャニーズJr.の那須さんは「美 少年」のメンバーとして活躍しています。昨年はドラマにも出演するなど俳優としても活躍の場を広げている那須さんは「僕が演じるトンボは好きな事に真っすぐな性格が魅力なので、自分なりのトンボを演じていけたらと思っています。『魔女の宅急便』は大人も子供も心が温まる作品だと思います。お客様が劇場にきて良かったと思えるような作品にできるように頑張ります」と話しています。