杉咲花「誰かハンカチください」 監督からのサプライズに大粒の涙
イベントで、戸田監督からサプライズの手紙があることを知った杉咲さんは、「ムリムリムリ!」と動揺。感極まった様子で目頭を熱くしていました。
手紙に目を落とし、戸田監督は「杉咲さんが、市子を引き受けてくださったから、この映画はここまで大きくなれたのだと確信しています」と読み上げ、そして、「いまさらですが、杉咲さんに謝らなければいけないことがあります。何度も取材で記事になってしまった(映画出演)オファーの手紙ですが、実はあの手紙を僕は書いていません」と打ち明けると、杉咲さんは「えっ?」と、一瞬険しい顔を見せました。
続けて、戸田監督が「というわけではなく、僕の手書きではないという意味です。僕は字が得意ではないので、字のきれいな知人に代筆していただいていたんです。なかなか言い出せずに、ここまで来てしまい本当にごめんなさい。でも、気持ちと言葉は本物です。信じてください」と明かすと、杉咲さんは「誰かハンカチください」と、涙を拭いました。
この告白に杉咲さんは、「(オファーの手紙を)いただいたときに、本当に達筆な方だなと思っていたんですけど、まさか別の方が代筆されているとは思いませんでした」と笑顔を見せ、続けて「本当に監督の作品に対する熱量でしたり、関わる人たちを信じて一緒に映画を作っていこうとされる姿勢にすごく影響を受けるものがあって、とてもうれしかったです。ありがとうございます」と、受け取った手紙を大切そうに携えました。