さんま、元妻・大竹しのぶと軽快な掛け合い
明石家さんまさんプロデュースの劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(6月11日公開)の完成報告会が26日、都内で行われ、さんまさんが元妻で女優の大竹しのぶさんとの軽快なトークで会場を沸かせました。
冒頭のあいさつで「久々に記者会見のような席で、隣に大竹さんがいらっしゃるので……再婚したほうがいいんですかね?」と会場を盛り上げるさんまさん。
作品については「5年越しに完成いたしまして、自分の口から言うのはおかしいですが、多分100点をいただいてもいいんじゃないかと思う作品になりましたので、みなさんにも見ていただきたいと思います」とプロデューサーらしく映画をアピールしました。
主役“肉子ちゃん”の声優を務める大竹さんは「本当に絵が美しいのとストーリーや会話が本当に、心が温かくなる作品なので“これは家族で楽しめる作品”だなと思いました」とコメント。
これに、さんまさんが「俺の前で家族っていうんか!」とツッコミをいれると、大竹さんは「ごめんごめん家族いないもんね」と息の合った掛け合いを披露。元夫婦ならではの軽快なトークに会場は笑いに包まれました。
さらに、さんまさんが大竹さんの仰天エピソードも披露。「アフレコ最終日に(長男)二千翔の誕生日パーティーがある」と大竹さんの自宅に誘われたというさんまさん。
自ら車を運転し「用賀方面だったから大渋滞の中、高速に乗ったんです」と当時の状況を説明。しばらくすると、大竹さんから電話があったそうで「ごめん。いうのを忘れてた。引っ越ししたんだ」と伝えられ、さらに「住所がわからないって言うんですよ。どうして行けっちゅうねん!」とマイペースな大竹さんならではのエピソードを明かし、「とんでもない人ですよ。ガソリン代返して欲しいくらいですね!」と小ボケも織り交ぜながら会場を沸かせました。
またイベント終盤には“アニメーション作品の最高峰”とされる「アヌシー国際アニメーション映画祭2021」から正式招待を受け、特別上映が決定したと発表。これにさんまさんは「吉本の大きな力が動いたんだと思います」とボケながらも、驚きを隠せない様子でした。