黒柳徹子、著書『窓ぎわのトットちゃん』でギネス世界記録認定 「心からうれしく思います」
1981年3月6日に出版された『窓ぎわのトットちゃん』は、黒柳さんの幼少期、トモエ学園で友達とのびのび成長していく姿を描いた物語で、国内累計売り上げ部数は現在800万部を突破。さらに20以上の言語で翻訳されており、全世界では2500万部を超えるベストセラーとなっています。
今回のギネス世界記録の認定について黒柳さんは「うれしいです。もともと自叙伝なんて書く気はなかったんですけど、(トモエ学園の)小林先生のことや、自分の子供のときのことを書いておきたいと、わりと純粋な気持ちで書いたんですが、こういうふうに栄誉をいただけることになって、心からうれしく思っています」と喜びを語りました。
■「小さい子供や若い方に読んでもらいたい」
また、今回のギネス世界記録認定を、トモエ学園時代のトットちゃんが“やったぞ!”と伝えるなら一番に誰に報告したいかと聞かれると、黒柳さんは「やっぱり泰明ちゃんかな。きっと泰明ちゃんは喜んでくれると思います。いま生きている人では、タイちゃんってアメリカの物理学者になっているんですけど。この前日本に来た時に、相当すごい物理学者になっていて、いろんな話をしたんですけども、このことなんかも話したらきっと喜んでくれると思います」と報告したい相手を明かしました。
そして、この先『窓ぎわのトットちゃん』をどんな人に読んでもらいたいかと聞かれた黒柳さんは「やっぱり小さい子供で、若い方に読んでいただいて、優しい気持ちとか、それから“小林先生のような自由なものの考え方をしてもいいんだ!”と思ってくださるような方々に読んでいただけたらと思います」とコメントしました。