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板野友美「本当の妹がいるのって面白くないですか?」 プロデュースするGirls集団に実妹&義妹が… 心境を語る

2024年2月16日 22:40
板野友美「本当の妹がいるのって面白くないですか?」 プロデュースするGirls集団に実妹&義妹が… 心境を語る
インタビューに応じた板野友美さん
タレントの板野友美さん(32)が、妹分としてプロデュースするGirls集団『RoLuANGEL(ロールエンジェル)』。プロデュースへの思いや、オーディションの詳細、実の妹が選抜されていることについてなどを板野さん本人にインタビューしました。

■板野友美「今できることは、私の名前を使って知ってもらうこと」 プロデュースへの思い

――『RoLuANGEL』をプロデュースしようと思った経緯を教えてください。

まず、『Rosy luce(ロージールーチェ)』というアパレルブランドを3年経営していて、お洋服を制作・プロデュースするのはもちろんなんですけど、女性に対してポジティブな言葉を発信したりだとか、そういうエンパワーメントをやってきていて、その中で私が昔、憧れていた芸能界に入りたいって思ってたり、歌とかダンスをやりたいという女の子たちも若い世代にたくさんいると思うので、今度は、自分が昔夢を見たそういう子たちに向けて、エンパワーメントできたらいいなっていうのがきっかけで、『RoLuANGEL』をプロデュースしたいなと思いました。

――“プロデュース”への思いを教えてください。

自分が小さい頃からSPEEDに憧れて、歌手になりたいというところから始まって、色んな人に応援してもらって、今があるので。今度は逆の立場にたって、色んな子を応援してあげたいなって思いました。

私自身が、今できることっていうと、“板野友美”っていう名前だったり私のことを知ってくださる方がまだたくさんいてくれる中で、芸能で輝きたいとか表に出たいなど、才能を持っている子たちを私の名前を使って、その子たちが知ってもらうきっかけになるっていうのが、私が一番お手伝いできるとこなのかなと思って。本当は才能があるけど注目されないことでみんなに見つけられずにいるっていう子がたくさんいると思うから、そのお手伝いを私ができたら次世代の子たちの夢がもっとかなえやすくなるのかなって。

■約2000人の応募→第1期生の9人が選出 選考基準は?

『日本一影響力のあるGirls集団』を作るべく、2023年10月にオーディションを開催。約2000人の応募の中から、書類選考を通過した140人を対象に自己PRなどの審査が行われ、18人が最終選考に進みました。そして、2023年11月に早稲田大学で開催された『早稲田祭2023年』のステージで、公開オーディションと一般投票を行い、第1期生として9人が選出されました。

――オーディションの選考基準を教えてください。
『RoLuANGEL』は一流の先生たちにレッスンをしてもらってるんですけど、その先生たち全員と私の8名で、一人ひとりがいいなって思う子を3~4名ずつ選んでいく方針で選んだので、私が代表して全部を選んでるわけでもなく、それぞれの先生が各分野で“歌だったらこの子かな”、“ウオーキングだったらこの子かな”など、それぞれの分野でいいなって思う子を選んで決めていくっていう形でした。

第1期生の9人のなかには、板野さん実の妹・板野成美さんや、夫でプロ野球・ヤクルトの高橋奎二投手の妹・高橋美結さんも選出され、SNSでは賛否の声があがりました。

――実妹、義妹が第1期生に選ばれたことについて、板野さん自身が思うことは何ですか?

妹分たちの中に、本当の妹がいるのって面白くないですか?

でも、自分の妹たちもそれぞれ夢があったりして、一歩踏み出せなかったりとかあって、なかなかうまくいかなかったりとかもあったりして。そういう時に私がこういうプロジェクトで、女の子たちを応援したいという中に自ら募集を見て、参加してきて。私はぶっちゃけ自分の妹と一緒にやるのはやりづらいとか思ったりして。私の3~4人のいいなって思う子の中には妹は入れてなかったんですけど。他の先生たちにも“私の妹だからってひいきしないで決めてね”って言ってるけど、本当にいいなと思った先生たちが何人かいれてくれて。逆に妹にも“姉だからって、えこひいきしたりはできないし”というのは言ってある。

でも、身内だからって、チャンスを与えないとかも私は良くないと思うし、私は頑張っている子にチャンスを与えて、一緒に頑張っていきたいなっていう気持ちはすごくあるので。今後も、身内だからとかも関係なく、一緒に頑張っている子たちを『RoLuANGEL』として活動していけたらいいなと思ってます。ただ、妹が入っているのはすごい私の中では面白いな。妹分ってつけてよかったって思ってます。

――第1期生の9人にアドバイスしたことは何かありますか?

事務所が推してるからとかお金を出したからといって売れるわけではないと私は思っていて。やっぱり世間の方に、評価されたり、応援してもらえないと、人気にはなれないと思っているので。SNSとかYouTubeとかもそうですけど、メンバーそれぞれが個人で頑張ってファンをつけていかなきゃダメだから、そこの熱意や思いはしっかりもっていないと、いくらこっちがプッシュしても(売れるのは)無理だよということは言っていて。だから、まずは応援してもらえるように知ってもらうことだったり、SNSに関しても毎日投稿したり、毎日配信したりっていう努力を惜しまず頑張ってということは言っています。

■『RoLuANGEL』の今後 「10代の頃に味わったドキドキ・ワクワクを…」

――今後、『RoLuANGEL』を通して、やっていきたいことは何ですか?

大きいガールズイベントみたいなものをいつかやりたいなって思ってます。

そこに行ったら、すごくモチベーションがあがったり、きれいになれる、かわいくなれる、しかも夢が見つかったりとか。そういう新しいことができるイベントがないと思っていて。ガールズだけじゃなくてもいいんですけど、今は想像できない新しいイベントみたいなものがあったらいいなって思うし、私自身、結婚とか出産を経て、でも、まだまだ10代の頃に味わったドキドキ・ワクワクを味わいたいなって思っているから。そういう瞬間を体験できる場所やイベント、ステージっていうのを提供していける団体になっていけたらいいなって思っています。

【板野友美】
2005年にアイドルグループAKB48の1期生として活動をスタート。グループ卒業後は音楽活動や俳優活動など様々な分野で活躍。2021年には、プロ野球・ヤクルトの高橋奎二投手と結婚。アパレルブランド『Rosy luce』を立ち上げ、2022年に『株式会社Rosy luce co.』を設立し、代表も務めています。

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